KRAS変異標的の二重特異性抗体を開発 ↗
医薬基盤・健康・栄養研究所などの研究グループは、膵臓がんや大腸がんでみられるKRAS G12V変異由来のネオアンチゲンを標的とする二重特異性抗体を開発しました。この抗体はT細胞をがん細胞へ誘導し、がん細胞を攻撃させます。複数のHLA型に対応し、一部の膵がん・大腸がん患者の治療への応用が期待されます。
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大正9年に内務省に設置された栄養研究所を母体とし
昭和13年に厚生省創設に伴い、所管が内務省から厚生省に移管され
平成13年に独立行政法人化された
平成17年に創設された、医薬品等及び生物資源の開発に資することとなる共通的な研究、民間等において行われる研究及び開発の振興等の業務を行うことにより、医薬品技術等の向上のための基盤の整備を図り、もって国民保健の向上を図ることを目的とする研究所です
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所は、独立行政法人医薬基盤研究所と独立行政法人国立健康・栄養研究所を統合して設立されました
医薬基盤・健康・栄養研究所などの研究グループは、膵臓がんや大腸がんでみられるKRAS G12V変異由来のネオアンチゲンを標的とする二重特異性抗体を開発しました。この抗体はT細胞をがん細胞へ誘導し、がん細胞を攻撃させます。複数のHLA型に対応し、一部の膵がん・大腸がん患者の治療への応用が期待されます。
ユニバーサルインフルエンザワクチン候補製剤の安全性と免疫原性が良好であることが示された。投与1年後まで抗体価の上昇が持続し、免疫応答も良好であった。今後の研究開発の推進が予定されている。
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の理事長・中村祐輔氏が、米国人類遺伝学会(ASHG)の生涯業績賞を受賞しました。今回の受賞は、日本人として初の栄誉であり、VNTRマーカーの開発や精密医療の世界的基盤構築に寄与した功績が評価されました。ASHGは1948年創設の人類遺伝学・ゲノミクス分野最大の学会で、長期にわたる科学的探究を表彰しています。
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所と共同研究グループは、352例のがん患者に投与された2,317種類の個別化ネオアンチゲンを解析し、実際に免疫細胞が反応しやすいネオアンチゲンの特徴を明らかにした。研究では、がん細胞特有の遺伝子変異から生じるネオアンチゲンを選定し、樹状細胞に取り込ませたワクチンを投与した。
12年にわたる観察により、網膜色素変性症の重症度を変化させる遺伝因子が存在することが証明された。病因遺伝子の近傍(cis)にある因子が発現量を減らし症状を改善し、別の位置(trans)にある因子が軽症化を抑制して重症化を促すことが判明した。これらの知見は、同様の遺伝性難病の治療への応用が期待される。
高齢者585名を対象にした鶴ヶ谷プロジェクトの18年間追跡研究で、抑うつ症状は4つのタイプ(構造)に分けられ、健康寿命に与える影響が異なることが判明した。男性では「無価値感」、女性では「不安感」が要介護化または死亡リスクの上昇と関連し、女性では「不幸感」がリスク低下と関連した。抑うつ症状のタイプに応じたメンタルヘルスケアが健康寿命延伸に寄与する可能性が示唆された。
筑波大学が国立健康危機管理研究機構と国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所と共同で感染症危機管理学研究教育推進コンソーシアムを結成し、協働大学院を設置した。学生は筑波大学に在籍しながら、JIHSやNIBNの研究者・実務者から直接指導を受け、研究成果と社会実装を結びつけることができる。
国立健康・栄養研究所は2026年5月9日(土)にハイブリッド形式でセミナーを開催します。テーマは「栄養と運動でつくる、元気なまち」で、開会挨拶や研究所紹介、基調講演、講演①などのプログラムが予定されています。参加はZoomリンクから申込可能で、場所は大阪市中央区のライフサイエンスハブウエスト4階カンファレンスルームです。
伊勢原市と国産生薬生産普及協会、東京生薬協会、医薬基盤・健康・栄養研究所が協定を締結し、2026年4月21日に調印式を行う。協定は伊勢原市の農地を活用した薬用植物の実用栽培を推進することを目的としている。調印式は市役所で行われ、出席者は市長、各協会理事長、研究所関係者である。
国立健康・栄養研究所と東北大学の研究グループが過去50年分の文献を調査し、食品から摂取したエネルギーのうち実際に消化・吸収される「消化可能エネルギー」に影響を与える要因を整理した。研究では、食べ過ぎた場合でもエネルギー吸収割合は比較的安定し、食物繊維やナッツ類の摂取で吸収効率が低下することが一貫して確認された。高齢者や消化管疾患を除く患者に関するエビデンスは依然として不足している点が指摘された。