品質を組織全体でつくり込む ― 半導体材料を支える品質保証の考え方 ↗
丸善石油化学は、半導体フォトレジスト用ポリマーの高い品質と信頼性を維持するため、2026年4月に機能性樹脂事業本部と製造所を再編し、専門性の高い人材と設備を結集した。これにより、開発・製造・営業・検査など全事業機能が連携し、品質を組織全体でつくり込む体制を強化した。半導体は基盤技術として重要性を増す中、わずかな不純物やばらつきも許されない極めて厳しい品質が求められる。
| 会社名 | Group | 親会社 | 子会社 | 得意先 | 仕入先 | 業務提携 | 銀行等 | 株主等 |
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| JNC | ||||||||
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| デンカ | ||||||||
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| 室蘭工業大学 | ||||||||
| 株式会社メロスコスメティックス | ||||||||
| 東ソー | ||||||||
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| 東洋エンジニアリング | ||||||||
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| 誘導品会社 |
丸善石油(株)の石油化学部門を分離独立させ、同社の全額出資により設立、資本金25億円
設立 : 1959年10月10日
宇部興産(株)、新日本窒素肥料(株)、電気化学工業(株)、日本曹達(株)丸善石油(株)の5社と千葉石油化学連合協議会結成
日産化学工業(株)が千葉石油化学連合協議会に加入
第1エチレン製造装置商業運転開始
第2エチレン製造装置および第1芳香族抽出装置商業運転開始
丸化興業(株)(現丸善油化商事(株))設立
払込資本金100億円となる
第3エチレン製造装置および第2芳香族抽出装置商業運転開始
宇部興産(株)との合弁により千葉ブタジエン工業(株)設立
新研究所竣工
日産化学工業(株)との合弁により日産丸善ポリエチレン(株)設立(1991年1月、丸善ポリマー(株)に改称)
丸善石油(株)からアルコールケトン製造装置を含む石油化学事業を承継
丸善石油(株)から五井化成(株)株式取得
日曹油化工業(株)との合弁により日曹丸善ケミカル(株)設立
丸善石油(株)からポリパラビニルフェノール製造装置を含む石油化学事業を承継
MARUZEN AMERICA, INC. 設立
水素化装置商業運転開始
ベンゼン製造装置商業運転開始
第2水素化装置商業運転開始
京葉エチレン(株)設立
旭硝子(株)との合弁により京葉モノマー(株)設立
第4エチレン製造装置商業運転開始
チッソ石油化学(株)と丸善ポリマー(株)で京葉ポリエチレン(株)を設立
千葉工場がISO9002認証取得
ビニルエーテル類製造装置商業運転開始
千葉工場がISO14001認証取得
第4エチレン製造装置系4年連続運転認定取得
日曹油化工業(株)と日曹丸善ケミカル(株)が合併し、丸善ケミカル(株)設立
第3エチレン製造装置系4年連続運転認定取得
マルカリンカー製造装置商業運転開始
宇部興産(株)との合弁により宇部丸善ポリエチレン(株)設立
本社(機能化学品部)および研究所がISO9001認証取得
コスモ石油(株)との合弁によりCMアロマ(株)設立
丸善ケミカル(株)および丸善ポリマー(株)を吸収合併、四日市工場発足
CSR委員会発足
第3エチレン製造装置国際競争力強化対策工事完了
本社を東京都中央区入船二丁目1番1号へ移転
コスモエネルギーホールディングス(株)の連結子会社となる
コスモエネルギーホールディングス(株)、荒川化学工業(株)との合弁により千葉アルコン製造(株)を設立
創立60周年
第2ビニルエーテル類製造装置商業運転開始
第3エチレン製造装置大型分解炉更新工事完了
プロピレン精留装置商業運転開始
千葉工場が特定認定高度保安実施者(通称: A 認定)の認定を取得
丸善石油化学は、半導体フォトレジスト用ポリマーの高い品質と信頼性を維持するため、2026年4月に機能性樹脂事業本部と製造所を再編し、専門性の高い人材と設備を結集した。これにより、開発・製造・営業・検査など全事業機能が連携し、品質を組織全体でつくり込む体制を強化した。半導体は基盤技術として重要性を増す中、わずかな不純物やばらつきも許されない極めて厳しい品質が求められる。
丸善石油化学株式会社四日市工場は、2026年3月19日に経済産業省の高圧ガス自主保安高度化事業者制度に基づく認定を取得しました。工場は事故を未然に防ぐ仕組みを現場主体で継続的に改善し、リスクアセスメントや教育訓練を日常業務に組み込んでいます。今回の認定は、同社が実践してきた保安管理システムのPDCAサイクルを体系化した結果として実を結んだものです。
丸善石油化学は2025年2月に日本初の特定認定高度保安実施者制度(A認定)を取得し、石油化学事業所としての安全管理体制を強化した。さらに、サイバーセキュリティ基本法に基づき、工場制御システムのセキュリティ対策を徹底し、事故防止と安定供給を図る体制を確立した。
2025年2月にマルカゾールRの製造能力を増強しました。マルカゾールRは高純度・低臭気・低刺激の環境対応型溶剤として多くのお客様に利用されています。欧州REACH規則改正により化粧品需要が拡大し、代替として注目されています。アジア地域でも低臭気溶剤需要が伸びており、今後の需要拡大が期待されています。
動画マニュアルは、製造部門の業務手順を映像化し、PCやスマートフォンから誰でも視聴できるため、視覚と聴覚で情報を伝える新しいマニュアル形態です。口頭では伝わりにくい細かい手順や速度の違いも直感的に理解でき、同一の理解度で伝えることが可能です。若手社員の習得スピード向上や、当社の技術力・品質管理を次世代へ継承するために重要な役割を果たしています。
丸善石油化学は安全操業と安定供給を継続するため、製造現場のDXを推進しています。保全情報を一元管理するデータ統合基盤を構築し、センサーデータや作業履歴をAIで解析して保全計画を最適化しています。特に配管の外面腐食管理に注力し、約25,000本の配管を対象に補修計画の精度向上を図っています。
丸善石油化学は1997年から半導体フォトレジスト用ポリマーの製造を行っており、現在はEUV(極端紫外線)対応製品の開発・供給体制を強化してグローバルトップレベルのポジション確立を目指している。フォトレジストは半導体製造工程で微細回路を形成する際に不可欠な材料であり、同社は主原料であるポリマーの開発・製造を担っている。
丸善石油化学は初めての長期ビジョン策定プロジェクトを実施し、2050年の在りたい姿を描いた。4カ月にわたる議論を経て、全社的な課題に取り組む方向性をまとめた。経営企画部長は従業員が安心して働ける会社づくりを重要視し、未来への取り組みを推進する方針を示した。
2022年9月30日、丸善石油化学は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金で2件の実証事業を採択しました。1件目はナフサ分解炉の高度化技術(アンモニア燃料のナフサ分解炉実用化)で、2件目は廃プラ・廃ゴムから化学品を製造する技術です。千葉にあるエチレンプラントで脱炭素化を進め、将来的にはCO₂フリーのプラント技術と石化製品の供給を目指します。これにより、取引先を含むサプライチェーン全体のカーボンニュートラルに取り組む方針です。
丸善石油化学は顧客に寄り添い社会課題に向き合った価値創造を推進し、既存事業強化拡大と新規事業開発の2つの方針を掲げている。レジスト樹脂事業では最先端レジスト用途樹脂開発に多くの研究開発リソースを投入し、石化製品事業では石油留分の強みを活かした高品質製品と代替素材開発を進めている。コスモ石油株式会社との共同開発や温室効果ガス削減を目指す新規事業創出活動も行っている。研究開発は研究開発委員会と研究所を中心に、営業・技術・製造部門とスタッフが連携して推進されている。